こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回は、あなたが契約している
- サブスクリプションサービス(定期購入)
- 通信回線(携帯電話やネットなど)
- FXや株式の取引口座
- ネット銀行
- レンタルサーバー
などの一覧を作っておきましょうというお話です。
実は今回のお話は、今話題のエンディングノートの中の一つの機能についての説明となるのですが、このデジタル遺品と呼ばれる物たちは、残された人達にとって、なかなか扱いが難しい物なのです。
なんでかと言うと・・・ほとんどのサービスは目に見えないからなのだ。
これが、物理的に見える新聞や雑誌の定期購読だったら、残された人達も
「ああ、雑誌の定期購読をしていたんだな。。出版社に停止の連絡を入れておくか。。」
となるわけですが、ネットの世界で契約している物は、郵便物が送られてくるわけではないので、残された人は、いったいどんな契約が存在しているか分からないというわけです。
確かにそうだよね。。
この記事は、決して高齢者向けの物ではありません!誰でも急に亡くなるという可能性はありますよね。だから、他人事だと思わずに続きを読んで欲しいのです。
たくさんのサブスク契約、、死後はどうなるの?
基本的に人は亡くなると、クレジットカードが止まり、銀行口座は凍結されて使えなくなります。だから、たくさんのサブスク契約も料金の引き落としが出来なくなるわけです。
引き落としが出来なくなったら、勝手に解約されるのでは?
確かに、それで自動的に終了するサービスもあるかもしれないけれど、それはかなり乱暴な手段だよね。
もちろん理想を言えば、自分がいなくなる前にすべてのサービスを解約して、残された人が困らないようにする事。
でも、それが出来ないケースもありますよね。。。
本当に突然倒れてしまったとか事故にあってしまったという場合、サブスクの解約なんて到底無理。。それどころかFXのポジションを持ち続けている可能性だってあるのです。
FXのポジションをクローズ出来ないのは怖すぎる。。
延滞金と、クラウドデーター、レンタルサーバーの問題。
前の章で、銀行口座もクレジットカードも使えなくなれば、サブスクリプションの課金が止まって契約が解除になるはずだけど、それは最後の手段という話をしました。
その理由をいくつか解説します。
延滞金の問題
サブスクリプションの種類によっては、引き落としができなかった場合、すぐにサービス終了とならず、延滞金という形で請求が続く可能性があります。
ちゃんと理由を説明すれば、大丈夫なケースもありそうですが、、家に督促状が何通も届くという状況はあまり嬉しくないですよね。。
解約が遅れた場合、解約するまでの期間の料金を請求される可能性もあります。
クラウドデータの問題
最近は、スマホやデジカメ、ビデオで撮った写真や映像をクラウドに保管する方が増えてきました。
このブログの管理人の山猫も、写真やビデオはGoogleフォトというクラウドサーバーに保管しています。
この手のクラウドサーバーも有料の物が増えているのです。(Googleフォトは長らく無料のサービスでしたが、2021年から有料化されます。)
つまり、サブスクの料金が払えないで、クラウドサーバーが解約されてしまうと、貴重な写真や動画、その他のデータが消えてしまう可能性があるのです。
レンタルサーバー(Xserverやカラフルボックスなど)
自分でレンタルサーバーを借りている人は、ものすごく多くはないかもしれないけれど、ブログを書いていたり、ネットショップを運営したりしている方は、サーバーを借りている場合もあります。
このブログを書いている山猫はブロガーなので、もちろんレンタルサーバーを借りています。さらにネットショップをやっているのでネットショップ用のカートシステムも借りています。
もちろん、自分がいなくなってしまったらもういらないのかもしれないけれど、たくさん書き留めたブログが消えてなくなってしまうのは寂しいですね。。
この手のレンタルサーバー。。支払いが出来なくなったらどうなるか?
を調べてくれた記事を見つけましたのでリンクしておきます!
寝ログ:個人死亡時にエックスサーバーのアカウントはどうなるのか?
簡単に結論だけ書くと・・
- 支払いが止まると、凍結 その後一定期間経過すると削除
- サーバーの相続は可能
との事でした。完全に削除されてしまったら相続もなにもないので、なるべく早めに手続きをしてもらわないと困るという事ですね。。
サーバーを借りている事を知らなければそのままになってしまいそう。。
自分がいなくなったら解約してほしい契約をリスト化すべき
最近は、終活の一環としてエンディングノートを書く事が一般的になってきました。このブログを書いている山猫も、終活カウンセラーとして、エンディングノートを書く事のお手伝いをさせていただいております。
エンディングノートは、別に事務的な連絡事項を書くだけの物ではないですし、本来は、自分のために書くものです。
でも、もしもの時に残された人が困らないように、情報をまとめておくという事もエンディングノートの役割の一つ。
自分がいなくなった後、解約してほしいサービスをくまなく網羅しておくことで、残された人のストレスが少しでも減るのならやっておく価値はあるのだと思います。
もう一度、問題になりそうなサービスを挙げておこうね!
- サブスクリプションサービス(定期購入)
- 通信回線(携帯電話やネットなど)
- FXや株式の取引口座
- ネット銀行
- レンタルサーバー
この中には、サブスクリプションだけでなく、存在がわかりにくいけれど伝えておきたい!というサービスも含まれています。
ネット銀行は、通帳がないタイプも多いから、
ちゃんと書いておかないと、存在すら気が付かない可能性もあるよ!
FXの取引所や証券会社も、書かれていなかったら分からないだろうなあ。。
ちなみに・・・ちゃんとリスト化しておくことは、自分にとってもメリットがあります。
たくさんのサブスクリプションサービスを使っていると、だんだん自分がどことどんな契約をしているのか分からなくなってきますからね。。
自分で、自分のやってきた事を確認するという意味でも、ネット上で使用しているサービスを列挙する事には大きな意味があるのです。
自分はまだ若いから大丈夫!とは思わないでやってみよう!
ちなみに、エンディングノートという専用のノートは、アマゾンなどでいろいろな種類の商品が販売されています。
専用品は、どこに何を書くべきなのかが書かれていて、マス目を埋めていけばエンディングノートが完成するという優れもの。
そして、見た目も普通のノートとは異なるので、家族に覚えてもらえるというメリットもあります。
でも・・・ぶっちゃけ普通のノートでもいいと思うよ。。
そうなんだ。。そこは売り込む所じゃ。。
エンディングノートに何を書いたら良いのか分からない!って方は、書く内容がわかりやすい、市販のエンディングノートを買うのをお勧めします。
もう自分でノートを作れるよ!という方は、普通のノートに自分で項目を付けて、自前のエンディングノートを作る!という方法でも良いと思いますよ!
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
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