こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回は、遺品整理のお話だね。故人が音楽をやっていた!って場合、楽器が残っている事があるよね。
今回のお話はね。楽器を寄付するという選択肢もあるよ!というお話なんだ。実際に私が楽器を寄付した経験をもとにお話しするよ。
今回は、山猫が実際に行った寄付の経過と合わせて、国内外の子ども達に楽器を送って、これからの世界を生きていく子ども達に楽器を使ってもらう方法について解説します。
楽器の寄付・・・あまり高級な楽器は難しいかも
遺品となる楽器ってグレードが様々ですよね。。生前 楽団などに所属してバリバリ楽器を吹いていた人は、かなり高級な楽器を持っている可能性もありますし、趣味で教室に通っていた人は、入門機の場合もあります。
今回のお話はあまり高級な楽器ではちょっとやりにくいかなと思います。寄付をする先は・・・
- 国内の中学校や高校の備品として・・・
- 海外の子ども達が演奏するための楽器
なので、あまり高級な楽器だともらう方も困ってしまうのです。
高級ってどれくらいかな?
例えば、木管楽器のフルート・・・中学校などの備品として使われるのは、
白銅や洋銀で作られている、定価10万円前後のフルート(ヤマハのYFL-212,パールのPF-525Eなど)が定番。。高校でも学校の備品として考えると定価20万円以下が基本となります。
例えば、この中に、100万円くらいするハンドメイドフルートが1本寄付されてきたら、困った事になりそうですよね。。
確かに!扱いに困ってしまうね。。
逆に、大人の音楽教室に通っていた場合だと、入門用の・・・しかもメンテナンスが行き届いた良い状態の楽器の可能性が高い!そんな楽器が寄付に向いているのです。
楽器のランク(価格)は、型番をネットでググればすぐにわかるよ!寄付する前に確認しておいた方がいいね!
では、次章では、山猫がおすすめする寄付先を2つご紹介します。
故人の楽器を寄付する。。おすすめの寄付先2選
おすすめ1:日本全国の学校や団体へ・・楽器寄付ふるさと納税
最初にご紹介するのは・・・楽器を全国の学校や音楽団体に寄付することで、ふるさと納税扱いになるという「楽器寄付ふるさと納税」です。
楽器の寄付がどうやったらふるさと納税になるのかな?
詳細は、公式HPを引用した方が間違いがないね!
楽器寄附ふるさと納税とは、全国に眠る使われなくなった不用楽器を、学校及び音楽団体等へ自治体を通じて寄附いただき、その寄附楽器の査定価格が税金控除される「ふるさと納税制度」を活用した新しい納税スタイルです。
※楽器寄付ふるさと納税HPより説明のため引用
なるほど、寄付楽器の査定額が控除されるってしくみなのね!!これは良い制度だね!
ちなみに、寄付対象となっている楽器をざざざっと挙げてみると・・・
- フルート・ピッコロ
- クラリネット
- サックス
- オーボエ・ファゴット
- トランペット・コルネット
- ホルン
- トロンボーン
- ユーフォニアム
- チューバ・スーザフォン
- チェロ
- アコースティックギター
- バイオリン
- ビオラ
- コンガ
- スネアドラム
- シンバル
- バーカッション
- 電子ピアノ・キーボード
良く聞く楽器はほとんど含まれているね。。
もう使わなくなって、倉庫で静かに眠らせておくのだったら、寄付をして、子ども達に使ってもらった方が、楽器にとっても良いのでは?と思います。
おすすめ2:海外の子ども達に楽器を・・・NPO法人 セブンスピリット
2番目に紹介するのが・・・海外(フィリピン)の子ども達に楽器を寄付する活動を行っている、NPO法人 セブンスピリットです。
この団体は、ただ楽器を寄付するだけではなくて、楽器を使った音楽教育をやっているんだよ!
使わなくなった楽器が、海外の子ども達にもう一度使ってもらえるって夢があっていいね!
ちなみに現在募集中の楽器はと言うと・・・
◎管楽器 フルート、オーボエ、ファゴット、クラリネット、サクソフォーン
ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、テューバ、
◎打楽器 シロフォン、各種パーカッション
◎弦楽器 バイオリン、ビオラ、チェロ
◎リード、メンテナンス用品
こちらも、吹奏楽や管弦楽に必要な楽器をひととおり募集しています。
もし、遺品で残っている楽器が倉庫で眠りっぱなしになっているのなら、、寄付をする選択肢もありますよ!
セブンスピリットさんに寄付をしてみた!
いろいろ心配事があったのだけど、大まかに3つに分けるとこんな感じ。。
- かなり古い楽器だが大丈夫だろうか?
- 長く使っていない楽器。オーバーホールした方が良いのでは?
- 入門用の安い楽器でも寄付させてもらえるのだろうか?
何と言っても、かなりの長期間家で眠っていた楽器。一応見た目は大きな傷とか、凹みとはないけれど、多分なにかしらの調整はしないといけないだろうなあという感じ。果たしてこんな楽器を寄付して迷惑じゃないのかな?というのが寄付する前の印象でした。
結論を言うと・・・「NPO法人セブンスピリット」さんに問い合わせをしたところ、明らかに壊れているという状態でなければ、そのまま寄付してくださいとの事でした。
メンテしてから・・・という話になるかと思っていたので、ちょっと拍子抜け。。
ちなみに山猫が寄付したのは、入門用のトロンボーンなど・・
実際に寄付する際にやった作業は・・楽器の現状をできるだけ詳しくお伝えしただけ。。あとの判断は、すべて先方におまかせしました。
で?どうだったのかな?
結論を言えば、そのまま送ってくださーいという事。
難しい事は何もなかったよ。
実は、指定された楽器の送り先は、東京にある管楽器の専門店。どうやら寄付として届いた楽器は、この楽器店で調整して、その後現地に運んでいるようです。
まとめ
ほとんどの管楽器や弦楽器は寄付することが出来ます!
遺品として、大切に保管するという選択肢ももちろん良いけれど、楽器ですから、あたらしいユーザーに使ってもらうというのも選択肢としては良いのでは?と山猫は考えています。
その楽器を使うのが、日本や世界の子ども達だって考えると、嬉しくなりませんか?
学校の備品として末永く使ってもらえたら嬉しいね!
でも、対象外だったりして寄付出来ない楽器の場合は、買い取ってもらうという選択肢もあります!
いろいろな方法があるんだね!!
~合わせて読みたい~
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