こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)

今回は「海洋散骨」と波や風についてのお話だね!
このブログを書いている山猫は、基本的に陸の上で生活している人間なのですが、仕事でいろいろなタイプの船(ほとんどが小さな船です)に乗る機会があるので、小さな船の上がどのような所かは、普通の人よりも・・ちょっとだけ詳しいのです。
今回は、海洋散骨・・船の欠航→散骨の延期→参列者はどうする??のお話です。
海洋散骨のおさらい。

ちょっとだけ海洋散骨についてのおさらいをしておくよ!
海洋散骨のルールのおさらい
海洋散骨とは・・・故人の遺骨を海に撒くという葬送方式。日本では「散骨」をすること自体は、法律上問題はないのですが、だからといってどこに撒いても良いわけではありません。

自治体の条例で散骨出来るエリアが決められていたり、漁業者や、観光の迷惑にならないエリアを自主的に設定していたりするよ。
さて・・この記事は散骨の法律的な解釈を説明する記事ではありません。ではなぜこんな話から書き始めたかと言うと・・・海洋散骨は、陸地に近い場所ではやらないというルールがあるからなのです。
日本海洋散骨協会が定めたガイドラインには以下のように記載されています。
(1)加盟事業者は、人が立ち入ることができる陸地から1海里以上離れた海洋上のみで散骨を行い、河川、滝、干潟、河口付近、ダム、湖や沼地、海岸・浜辺・防波堤やその近辺での散骨を行ってはいけません。【注2、注3】
(2)加盟事業者は、散骨のために出航した船舶においてのみ散骨を行い、フェリー・遊覧船・交通船など一般の船客がいる船舶や漁船において散骨を行ってはいけません。
(3)加盟事業者が海洋上で散骨を行うに際しては、漁場・養殖場・航路を避け、一般の船客から視認されないように努めなければいけません。
※日本海洋散骨協会 HPより説明のため引用
日本海洋散骨協会ガイドライン|一般社団法人日本海洋散骨協会日本海洋散骨協会ガイドラインです。協会加盟事業者は、このガイドラインを遵守することにより、事業者の信頼と環境保全を確保し、業界の健全な発展を目指します。

要するに船に乗って、1海里(1.85km)以上 陸地から離れた場所に散骨せよ!って事だね。
※ ここに書かれている事は民間が定めたいわば自主規制のルール。だから業者によってはこのルールを無視している場合もあります。

海洋散骨の未来を考えたら、ちゃんとルールを守っている業者さんにお願いしたいな。
ただ・・この1海里(1.85km)と言うのはちょっと難しい問題。陸地から1海里(1.85km)と言うと、どうしても港の外に出なくてはいけないのです。
海洋散骨の為に準備した船で港の外に出る・・・港の中ではなく、沖合まで行くという事を覚えておいてください。
海洋散骨 よくある3つのプラン

すべての業者がここで上げた3つの方式に対応しているわけではないよ!
- 代理散骨プラン(代行委託散骨プラン)・・・ 遺骨をスタッフが散骨するプラン。遺族は船に乗りません。(港でお見送り出来る業者もあります)
- 合同乗船散骨プラン・・・数組の遺族が乗り合い、合同で散骨するプラン。乗船できる遺族の人数は数名程度
- チャーター散骨プラン・・・クルーザーやボートを1遺族で借り切って散骨するプラン。乗船できる人数は船の大きさにもよりますが、20名くらい乗船できる場合もあり。
1番の代理散骨プランの場合は、お骨は海洋散骨を行っている業者さんに預けて、あとはお任せという流れ。(出港の日程をお知らせしてくれる業者もあり)
2番3番は、予約した日時に、遺族が集まって船にのって散骨をするという流れになります。
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海洋散骨は、海の状況により欠航(延期)になることがあります。
海洋散骨は、フェリーや遊覧船等の大型の船ではなく、全長10m~20mくらいの小型船で行う事がほとんど。
海釣りやダイビングが趣味という方は、このクラスの船に乗ったことがある方もいると思いますが、海洋散骨をしよう!という方の中には小型船に乗った事はないよ!って人も多いと思います。
小型船は、大型船に比べれば波や風に弱いため、海の状況(海況)が少しでも悪くなると、出港が難しくなってしまうのです。

乗る人の安全や健康を考えればしかたないのだ。。
散骨が、陸の近く(波と風は陸の近くの方が弱い場合が多い)や、狭い湾内で行われるのなら、波や風の影響は少ないのですが、、、陸から1海里(1.85km)以上離れなくてはいけないというルールがあるので、沖合の波や風の状況で判断する必要があるのです。
いくつかの海洋散骨業者のHPを見て、欠航の条件を探ってみると大体こんな感じに・・・
- 波の高さ・・・0.5m ~1.5m
- 風速・・・10m~15m

結構差があるんだね。。

業者によって、海洋散骨を行うエリアが違うからね。
風の強さと波の高さは地形や風向きで大きく変わります。港は静かでも、沖合は波が高いとか、、これから風が吹き始めるとか、いろいろな条件を考えて出港できるかどうか決めているのです。

個人的には、風速15mの海には出たくないな。。散骨のために停船したら、揺れで船酔いしてしまいそうだ。。
海洋散骨は自然相手なので、海が荒れてしまって散骨が延期になってしまうという可能性を常に考えなくてはいけないのです。
散骨が延期になった時、どうするかを考えておく。。
特に問題になるのが、散骨のために大勢の人が集まる予定となっていた場合。。
散骨に来る予定の方が全員近所の方だったら、まだ良いのですが、その日の為に全国から集まってくるという話だと、かなり難しい事になってしまいます。
だって、延期になってしまったら、全員の予定を一から組みなおさなくてはいけないのですから。。

次の日とかに出来れば良いけれど、長期間 海が荒れていたらずっと先になっちゃうかもしれない。
なかなか、何回も予定を変えるのは難しいかもね。。
場合によっては、参列する人数を減らしたり、業者に代行をお願いするという事になるかもしれないという事を考慮して、計画を立てるのが良いと思います。

欠航などで延期になった時に、代行散骨に切り替えらえるか、その場合の料金はどうなるのかを事前に確認しておこう!
海洋散骨に向いている季節。
とは言っても、たくさんの人が参加したい!ってなったらみんなで散骨したいですよね!

できるだけ欠航が少ない季節に散骨を申し込めば、
出航出来る可能性が高まるよね!!

気象庁HPより説明のために引用 https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/wave/stat/stat.php?point=0&element=1

気象庁ホームページより説明のため引用 https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/wave/stat/stat.php?point=0&element=1
これは、日本各地の月毎の波の高さの平均。北海道から屋久島まで、特徴的な場所を6か所ピックアップしてグラフ化したものです。

太平洋岸が3か所と日本海側が3か所だね!
この図を見ると・・・
- 日本海側の3か所は、晩秋から初春までかなり波が高い。
- 太平洋側は、逆に冬の方が波が低い傾向
但し、冬型の気圧配置になると、太平洋岸でも強い風が吹きますから、冬の方が具合が良いとは一概には言えません。
一般的には・・・海洋散骨に適した季節は、春から初夏と言われています。
比較的気候が穏やかで、風も弱い日が多いからとの事。

気温も寒すぎず、暑すぎずちょうど良い加減なのもいいね。
そして、夏から秋にかけては、かなりのギャンブル。なんでかと言うと・・・台風が来るからなのです。
「土用波」という言葉を聞いた事がある人多いと思います。陸地は比較的穏やかな天気なのに、波が高くてうねっている状態なのですが、この波の原因は遠く離れた台風。。
台風の強い風で作られた大波がうねりとなって、日本に押し寄せてくるわけです。
冬は、日本海側では波が高い日が多いので、なかなかタイミングが難しい。逆に太平洋側では、意外に静かな日もあります。
いずれにしても、相手は自然なので、絶対に大丈夫とは言えないのですが。。

自分が散骨したい海は何月が良いのか。海洋散骨業者さんと良く話し合いをすることをおすすめするよ!
この写真は、かなり前に外洋で撮影したもの。陸地から遠く離れていたのですが、完全な凪。雲が水面に映るぐらいの鏡のような水面でした。。。
海洋散骨。こんな滑らかな水面にお骨を撒けたら幸せですよね!
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まとめ
今回は、海洋散骨と船の欠航についてお伝えしました。
海洋散骨は、自然相手ですので、無理は禁物。散骨業者さんもお客さんを危険な目に合わせるわけにはいきません。
だから、常に、欠航になるかもしれないと考えて、欠航になった時のプランを立てておくことが大事なのです。
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
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