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【書評】こじらせない「死に支度」~武藤頼胡著~

「元気なうちから始める!こじらせない「死に支度」」 コラム・書評
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こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar

今回ご紹介するのは、一般社団法人 終活カウンセラー協会 代表理事を務める武藤頼胡さんの著書「元気なうちから始める!こじらせない「死に支度」」です。

2011年に終活カウンセラー協会を立ち上げた武藤さんは、「終活」という言葉や役割を広めた、終活界の第一人者です。

山猫
山猫

自分の終末を考えたり、亡くなった後の事を考えたりする事ってタブーだと思っていたのだけど、終活という言葉が登場してだいぶ変わったね!

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本の内容紹介

この本は、終活についての入門本。

子ども猫
子ども猫

そもそも終活って何のためにやるの?

武藤さんによると・・・・終活の定義は

人生の終焉を考える事を通じて、自分をみつめ今をよりよく自分らしく生きる活動のこと

終活って・・自分が死ぬときや死んだあとに、残された家族が困らないようにする。というイメージがあったのですが、実際は、

「今までの自分の人生を総括することで、残り時間をよりよく生きる」

という事を主眼としているとの事。

山猫
山猫

もちろん、残された人が出来るだけ困らないようにという側面もあるのだよ。

この本では、エンディングノートを書くことで、過去の自分を整理するという事を提唱しています。

山猫
山猫

書き始めてみると、意外と忘れちゃっていたり、曖昧だったことがあってその都度調べないと完成させられなかったのだ。

ちなみに、このブログを書いている山猫は、まだアラフィフ世代。。。自分ではまだまだ記憶が確かだと思っているのですが、それでも細かい事を覚えておくのが苦手になってきています。

武藤さんは、エンディングノートはなるべく若いうちから書き始める事を進めています。その理由はいくつかあるのですが・・・

  • エンディングノートは元気な状態でないと書けない
  • 早いうちから今までの人生を総括することで残りの人生を有意義にすごせる

の二つが大きいのかなと思います。

ちなみに、エンディングノートって1冊書いて終わり!ってイメージがありますが、決してそんな事はなく・・・

この本では常に更新して、定期的に新しい物にしていくという方法を推奨しています。

エンディングノートを介して、家族や親族と情報共有できるといいね!

これから終活を始めなきゃ!という方や、終活って何だろう?と思っている方にこの本は最適!終活の最高の入門書だと思います。

逆に、終活について詳しく学んでいる人には、もうわかっている内容が多いので、もう少し専門的な本を選択した方が良いかもしれません。

書籍情報

【書籍名】元気なうちから始める!こじらせない「死に支度」

【著者名】武藤 頼胡

【出版社】主婦と生活社

【出版日】(2018/9/3)

【頁 数】159頁

【ISBN】978-4-391-15194-7

【おすすめ度】★★★★★

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