こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事では・・・本人も家族もなんの準備もしていない状態で亡くなった山猫の父親のお話。
その当時、私は近い身内の葬儀を体験した事はなく、本当に前知識なし。心構え無しの状況だったのだ。
今回は、このブログの管理人の山猫の体験をもとに、生前に準備したり、勉強しておいた方が良い事を考えてみたいと思います。
山猫家に起こった事をまとめてみる
父親が急死してから、葬儀社が現れるまで・・・
今回は、山猫の父親のお葬式の時のお話なのですが・・・実は本人も家族もこんな事になるなんて全く予想外。まさに青天の霹靂状態でした。
それに、長い間、近い親戚が亡くなった事もなく、本当にこれからどうしたらいいんだっけ状態だったのだ。
父親は、病院で亡くなったのですが、家族は完全にパニック状態。冷静にこれからの事を考える事も出来ない状況。
これからどうしようかという事も考えられなくなっていたよ。
そんな状況で、病院側から言われたのは、昼ぐらいまでには、遺体を運び出してほしいという話。・・・え!そんなすぐに運び出さなくてはいけないの?って、どうやって運ぶの?? もうすでに頭の中はパニック状態。。
父親が亡くなったのは早朝だったのだけど、これからの事を落ち着いて考える余裕がないんだ!って事に気づかされたのだ。。
そんな時に現れたのが、病院に出入りしている葬儀業者。。とりあえず良くわからないけれど、この人達に頼る以外に道はないのか。。って感じでしたね。
地元の葬儀社が何社あって、どこが評判が良いとか、そんな情報も全くない状況だったよ!
とりあえずここまでのお話で・・
これはまずかったな!とか
もうちょっと勉強しておけば!
という話をまとめてみるよ!
~Point~
病院で亡くなった場合、のんびりしている時間はありません!もちろん病院によって、どの程度霊安室を使わせてもらえるかは異なりますが、数時間で出なくてはいけないと考えて準備をしておく必要があります。
もしもの事を考えて、地元にどのような葬儀社があるかは把握しておいた方が良いです。
病気などで、近い将来葬儀をやる予定があるのなら、
生前に葬儀社を決めておく事をおすすめするよ!
※ できれば葬儀の予約をして、すぐに動いてもらえるようにしておいた方がいいね!
なぜ、生前にそこまでやるのが良いかと言うと・・
圧倒的に時間が無い!という事と・・・やる事、決める事が大量にありすぎて、しっかりとお別れをする時間が取れないからなのです。
正直に言うとね。。事務作業に翻弄されて、ちゃんとお見送り出来たかどうか、今でも考えてしまう時があるんだ。。
そんな状態でも、どのような葬儀をするか?どのくらいの規模でやるか?誰を呼ぶかなどが決まっていれば、事務的な作業をかなり減らす事が出来るのです。
喪主さんにとってお見送りする人はとっても大事な人だよね。だから、ちゃんとお見送り出来るよう準備をしておいて欲しいのだ。
極限状態の中の葬儀社との打ち合わせは、冷静にやるのは難しい。
山猫家の場合、結局病院紹介の葬儀社にお願いして葬儀をすることになったのですが、とにかく決める事が多い事にびっくり。
例えは悪いけど、結婚式の打ち合わせにちょっと近い
一つ一つの項目について、どれが良いとか、オプションはどうするかとかやるわけですが、ハッキリ言って、この打ち合わせかなり難しいのです。
だって、こちらはお葬式の事なんて何一つ知らない。
しかも、相場が全く分からない。
こんな状態でまともに選択できるわけないよね。。
正直な所、自分で決めているようで、決めているのは葬儀社さんという状況で話合いが続くわけです。
運よく良心的な葬儀社さんにあたった場合は、良いのだけど、口の上手いぼったくり業者にあたったら目も当てられないよ。。
※ 山猫家の場合、運よく良心的な業者さんに当たったので、とても助かりましたが、非常にリスキーな状況だったと思います。
そもそも、自分の親が亡くなっている状況なのですから、もうシチュエーションが十分異常な状態なわけです。
想像するだけで、大変だ―って思うよ。。
~Point~
実は、ポイントは、前の項と同じ。。
とにかく、事前の情報収集が大事なのです。想定される葬儀の規模と相場。
もちろん、生前に葬儀社を決めて、どのような葬儀にするかも決めておけば、いざお葬式をする段になって打ち合わせをする必要もないのです。
あとね。困ったのは、父親がどんな葬儀を望んでいるのかがさっぱりわからなかった点なのだ。
何と言っても、ずーと先の話だと思っていたので、父親とお葬式の話をすることもなかったわけです。
まあ、お葬式の話なんて縁起が悪い!って時代だったから、急な話じゃなくても、難しかったかもしれないけれど。。
今でも本当にあのお葬式で良かったのかな?って思う事があります。
遺影用の写真もなかったから、アルバムから良さそうなのを選んだのだけど、それも気に入ってくれたかどうか。。
という事で、結論は「事前の準備と勉強が大事!」という事
まとめ
実際の問題として・・・もうすぐ親が亡くなりそうだって時に、その本人と、どんな葬儀にしたい?なんて話は出来ない場合が多いと思います。
お葬式の話なんて縁起でもない!って思っちゃうよね。
だけど、本を読んで勉強したり、葬儀社に相談したり、親戚や家族に相談したりという事だったら、できる事があるかもしれませんよ!
すくなくとも、本を読んで・・
喪主になるって事はどんなことかを知る事は出来そうだよね!
ちなみに・・・葬儀関係の本の有名な著者は何人もいるのですが、読んでみてそれは有り得ない!とか、かなり偏った見方をしているなあと思う人も多いのです。
その人、その人のポジションがあるので、仕方のない事かもしれませんが。。
今までたくさんの葬儀関係の本を読んできた山猫がおすすめするのが、この2冊
・吉川美津子さんの、「はじめての喪主・葬儀後マニュアル」
・佐藤信顕さんの、「ザ・葬儀のコツ」
この2冊を読んでおけば、喪主になった時に何をすべきか。。というか、喪主になりそうになったら、何をしなければいけないかがわかります。
この2冊の本を読んでおけばどれほど楽だったか!と思ったね!
以上、今回は山猫の体験談。。「父親が急死した後に起こった事。」をお届けしました。最後までお読みいただきありがとうございました!
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