こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事は・・・【体験談】父親が急死した後に起こった事の関連記事となります。
お葬式の喪主になる事は想像以上の難題。
特に最近は、お葬式に参列する機会も減ってしまったよね。
様々な要因により、お葬式に参列する人の数(平均値)は減り続けています。つまり、規模の大きい葬儀がどんどん少なくなっています。
つまり、若い人が葬儀に参列したり、お手伝いをしたりする回数が減って、結果的にお葬式に関わった事がある人が減っている。それに伴って喪主を務めるってほんとに難しい!という声があちこちから聞こえるようになったのです。
私も経験があるのだけど、前知識なし、経験もなしでお葬式の喪主になるとほんと、大変なのだ。。
満足できる葬儀を行うために必要な事
お葬式を執り行った事がある方ならわかると思うのですが、事前に準備をしていない状況で満足できるお葬式を行うのはとっても難しい。その理由は大きく分けて3つ!
- 圧倒的に時間が無い事
- 大切な人が亡くなったばかり→まともな精神状態ではない
- どんなお葬式にしたいか聞くべき相手がこの世にいない
このような過酷な状況で、葬儀社と打ち合わせをしながらどんなお葬式をするか決めていく。しかも喪主を務める自分は、お葬式の事を何も知らない。
ハッキリって、ものすごく難しい事なのです。
故人も家族もそのほかの参列者も納得できるお葬式をやるのが大変な事がわかったかな?
前回の記事は・・・「事前の準備が大事!」という結論で終わりました。
今回は、事前の準備って言うけど、具体的に何を準備すれば良いの?というお話をしたいと思います。
喪主になる前に読んで欲しい 2冊の本
準備と言っても特別難しい事をするわけではありません。もしもの時のために慌てない様に、本を読んで知識を蓄えておく事が大事なのです。
そして、本を読んだ後で葬儀社に事前相談に行く。(本を読むだけじゃないじゃないか!って怒られそうですが、今日ご紹介する本の中に事前相談が重要と書いてあるのです。)
でも・・・本屋さんに行くと、お葬式にかんする書籍が大量にあります。雑誌でお葬式の特集を組まれる事も珍しくありません。そんな大量の本の中からどの本を選ぶか。。
実はたくさん販売されている本の中からどの本を選ぶか?が重要なのです。
葬儀関係の本を読みまくって気が付いたのは、けっこういい加減な事が書いてあったり、情報が古かったりする場合があるって事なんだ。
数ある本の中には、さすがにこれはヤバい!っていうトンデモ本も混じっています。
この記事では、玉石混合の、お葬式準備に関する本の中で山猫が特におすすめできると感じた2冊をご紹介します。
おすすめ1:「はじめての喪主 葬儀・葬儀後マニュアル」 吉川美津子著
この本の著者である吉川さん。数多くの書籍や雑誌で文章を残していますが、とてもわかりやすくて、そして書いてあることが常識的。すっと腑に落ちる内容の本を書いている方です。
この本は、葬儀が始まる前から、葬儀後~納骨・初盆~くらいまでに起こる事について、起こる事、すべき事が網羅的に書かれている。そんな本です。
この本を見ると、喪主は何をしなければならなくて、この先どんな予定で事が進むのか良くわかるのだ。
つまり、葬儀の喪主をやるかもしれないと思ったら、まずこの本を読んで全体の流れをつかんで欲しい。
そして、場面場面で辞書・辞典的に活用してほしい。そんな本です。
役にたつ情報がいっぱい!葬儀や法事のマナーについても書かれているよ!
とりあえずこの本を持っていれば、葬儀のやりかた、葬儀社との相談のしかた、時期などがわかりますので、事前に読んでおけばそれだけで心構えが出来るはず。
まだまだ先だよなと思わず、なるべく早めに手にとってほしい一冊です。
おすすめ2:「ザ・葬儀のコツ」 佐藤信顕著
Youtuberとしてもご活躍、佐藤葬祭 代表の佐藤信顕さんが書いた、葬儀社の立場から葬儀のコツを書いた本。
実は佐藤さんの本を紹介するのは、この本で2冊目。一冊目は、「遺体と火葬のほんとうの話」の本でした。前回ご紹介した本は素人が立ち入ることのできない領域の素朴な疑問?を解決する本でしたが、今回ご紹介する本は、お葬式のやり方について、葬儀社からの目線で書かれた本となります。
現代のお葬式は、葬儀社と関わる事がほとんどだからね!
葬儀社の方と遺族がどのようにお葬式を作り上げていくかというのはとっても面白いテーマなのだ。
吉川さんの著書が、マニュアル・辞典的な立ち位置だとすると、この本は、具体的事例を散りばめた、エッセイ的な要素が・・・もちろんマニュアルとしても役立つ内容になっています。
でも・・・やっぱり2冊読む事をお勧めします。
まとめ
今回は、あなたが喪主になる前に読んでおくべき本2選というテーマでお話しました。
なんで、こんな記事を書こうかと思ったかと言うと、、私自身がとても困ったからなのです。私は、本当に何も知らない状態で、葬儀屋さんとの打ち合わせに入ってしまったので、葬儀屋さんの提案が妥当なのかそうでないのか全く判断できなかったのです。
結果的に、大きな不手際もなく葬儀は終了したわけですが、本当にあの送り方で良かったのか、、今でも考える事があります。
失敗ではないけれど、何かモヤモヤしたものが残る。。そんな経験を避けるためにはどうしたら良いか?とかんがえてこの記事を書きました。
この記事が、これから喪主になるかもしれないあなたの役に立つことを祈って・・・
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
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