こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)今回は書評回
東京にある葬儀社(佐藤葬祭代表)の佐藤 信顕さんの著書。
葬儀関係者が書いた暴露本みたいなものはたくさんあるけれど、それらの本とは一線を画すのがこの本。
何と言っても、この本を書いている佐藤さんは、7歳から実家の葬儀社の手伝いをはじめて、それから40年間にわたって葬儀業界に身を置いている本当のプロなのです。
本の内容紹介
葬儀関係者でなければ、普段あまり触れないし、そもそもあえて話題にしない、遺体や火葬にまつわるあれこれを解説してくれるこの本。
このブログの管理人がこの本に興味を持ったのはそもそも、この本の著者さんに興味を持ったから。
この本の著者の佐藤さんは、
を運営しているのですが、この方の考えている事や語り口は本当に優しい。
常に、亡くなった方に寄り添っている姿勢がひしひしと伝わってくる人物なのです。
そんな佐藤さんがどのような本を書くのか興味があったので読んでみました。
いままでに出版された「元葬儀屋の体験談」といった類の本は、葬儀の現場経験もたいしてない人が読者ウケばかりを狙って書いたものがほとんどです。
ついつい読者ウケを狙って、物事を膨らませて書いたり、確証の少ない事をさも本当の事のように書いたりと言うのは、あらゆる分野の本で見られることですが、葬儀関係の暴露本の場合、特に酷いなと思う事が多いのです。
なんで、そんなことがまかり通るかと言えば、葬儀社や火葬場と言うのは一種のブラッグボックス。
一般人は、あまり触れたくない部分だというのが大きいのかなと感じます。
一方、この本を読んでみた感想は・・・
ああ、この人は本当の事を書いているんだな。。という事がひしひしと伝わってくる本です。
もし、ご遺体の事や、火葬について興味や疑問があって、それを解消しようと思うのなら、この本「遺体と火葬のほんとうの話~佐藤 信顕~」はとても良い答えになってくれるはずです。
書籍情報
【書籍名】遺体と火葬のほんとうの話
【著者名】佐藤 信顕
【出版社】二見書房
【出版日】(2019/6/21)
【頁 数】240頁
【ISBN】978-4576191010
【おすすめ度】★★★★★
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