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【書評】仕事本 わたしたちの緊急事態日記

書評 仕事本 わたしたちの緊急事態日記 コラム・書評
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こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar
今回ご紹介するのは・・・ちょっとこのブログの趣旨とは離れてしまう本なのですが、全く関係なくはないという事で、この本をご紹介します。

「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」

この本は、2020年春 新型コロナ関連で最初に緊急事態宣言が出たときの事を書いているよ。

この本に登場している人は、本当に多種多用な職業の人々。。ではなぜこのブログで・・・と言うと、登場人物の中に「葬儀社にお勤めの方」がいたのです。

山猫
山猫

このブログでも紹介した事のある、葬儀関係のブログを書いている「赤城 啓昭」さんが登場しているよ。

ちなみに、このブログで以前紹介した赤城さんの記事と著書がこちら

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本の内容紹介

新型コロナウイルス対応で、最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月7日以降に、人々はどう生きたかを日記形式で伝える本。

スーパーや書店の販売員、運送会社、タクシーの運転手、小説家、医者など、かなり広い分野から集めた日記が集められています。

山猫
山猫

新型コロナという新しい病気に、人々がどう向き合っていったかが、臨場感豊かに描かれていてゾッとしたよ。

もちろん、この記事を書いている(2021年春)も、コロナ禍は続いていて、毎日難しい選択を迫られている人がたくさんいます。(私もそうですが。。)

でも、2020年春よりは少しは周りの状況が見えるようにはなりましたよね!いくつも新しい発見があったり、ワクチンが開発されたりと少しずつ進んでいる感じはします。

でも、この本が書かれていた当時は、何もわかっていない状態。それは、私も同じでした。

そんな難しい状況でも、人々は行動した。その事実が詰まった本を是非読んで欲しいなと思います。

葬儀社の赤城さんのお話は、「もしかしたら父親がコロナウイルスで亡くなったかも・・・」という電話を受けた時から始まります。

ニュースでも取り上げられていたので、知っている人も多いと思いますが、新型コロナウイルスで亡くなった方は、通常のお葬式が出来ない。亡くなる時も会えなくて、お骨になるまで、顔を見ることが出来なかった!という報道も耳にしました。

この本を読むと、葬儀社や火葬場の職員さんも、新型コロナの最前線に立っているということが良くわかります。

結果的に、普通の肺炎という事がわかり、安堵したという話に落ち着いているのですが、そこに至るまでの緊張感が伝わってくる文章でした。

山猫
山猫

新型コロナに関しては、誰もが当事者になる可能性があるのだから、他人事とは思えないのだ!

書籍情報

【書籍名】仕事本 わたしたちの緊急事態日記

【編者】左右社編集部

【出版社】株式会社左右社

【出版日】(2020/6/30)

【頁 数】446頁

【ISBN】978-4-86528-283-2

【おすすめ度】★★★★☆

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