こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回は、コロナ禍の影響で話題になっている「オンライン葬儀」のお話だよ。
2020年の春から始まった、新コロの影響で、お葬式に人が呼べない!って場面が増えてきましたよね。特に、緊急事態宣言が出ているような地域だと、遠くからたくさんの人に来てもらってお葬式をするという事が難しくなっています。
確かに、移動したり、人と集まったりするのが難しい状況だからね。お葬式の形も同じようには出来ないよね。
そこで、脚光を浴びているのが・・・
「オンライン葬儀」
文字通り、会場に参列するのではなく、パソコンやスマホなどを使用して、リモートでお通夜やお葬式に参列出来るというサービスなのです。
お葬式にオンラインって「あり」なの?
ちょっと私には信じられないのだけど。。
この記事は、いろいろな葬儀社のオンライン葬儀のカタログや見聞きした体験談をもとに、山猫自身の考えを書いた記事となります。
オンライン葬儀は「あり」?「なし」?
このブログの管理人の山猫は、お通夜やお葬式は会場に行って参列する事に意味があると考えています。
だから、もし可能であるのだったら、会場に行って、最後のお別れをする方が良いと考えている人間です。
出来れば、直接会ってお見送りをしてあげたいと思うよ。
じゃあ、オンライン葬儀は「なし」なの???って聞かれたら、そんな事はない!つまりオンライン葬儀は「あり」だと答えます。
実際に過去(コロナ騒ぎのずっと前の話です)に、こんな事がありました。。
遠方に住んでいる親戚の方ですが、体調に問題があって、お葬式に来ることが出来なかったのです。
その時は、オンライン葬儀なんてものはなかったので、その時はどうする事も出来なかったのです。
親戚が一か所にギュッと集まっている人は気にならないかもしれないけれど、人が移動しやすくなった現代、、親戚や友人が日本中・世界中に散らばっているという事も珍しくないですよね。
出来れば直接参加したいけれど、どうしても難しい。。そんな時、オンライン葬儀はとても役に立つと思うのです。
なるほど。。という事は、
基本的に、来れる人は会場に集まって、
来れない人向けに、オンライン葬儀を平行してやるのがいいって事だね。
そうそう!
オンライン葬儀は「あり」か「なし」じゃなくて、
良い塩梅に組み合わせていけば良いと思うのだ。
ただ、いろいろな葬儀社のオンライン葬儀システムを見ていて気になる点も出てきたのです。
葬儀の映像って「Youtube」で流していいのかな?
葬儀社のページを見ていて、気になったのが「動画の配信方法」
いろいろな葬儀社のカタログを見ていると、大きくわけて次の3種に分かれる事がわかりました。
- 動画の配信システムまで独自で作りこんでいる葬儀社~双方向で会話が出来る場合も
- Zoomなど、オンライン会議システムを使用している葬儀社
- Youtubeの限定公開機能を使っている葬儀社~こちらは配信のみ~
いくつか気になった点があるけれど、一番やっかいなのは、Youtubeの限定公開機能を使った動画配信かな。。
Youtubeの限定公開機能とは、配信している動画のアドレスを一般公開しない方式。この動画を見ることが出来るのは、原則として、配信された動画のアドレスを知っている人だけ・・・なのですが・・・ちょっと抜けがあって条件がそろうと、アドレスを知らないはずの人が、この動画を見ることが出来ちゃうのです。
あとね。今誰がこの動画を見ているのか、管理することが難しいのだ。。
Youtubeでの配信は、セキュリティーの管理が難しいんじゃないかなあと思いますね。
もう一つ!やっぱり双方向通信の方が良いと思うのだ。
お葬式って、ただ参列するだけではなくて、遺族の方や親族、友人などと交流をするというのも大事な要素ですよね。Youtubeの動画配信だと、チャットなどで反応することは可能だけれど、さすがにそれじゃあなあと思うわけです。
確かにね!しかも、お葬式に出る方の年齢層を考えたら、チャットでお話とかは、想像できないね。。
今はまだ過渡期なのでいろいろな方式が乱立していますが、いずれは「オンライン葬儀の専用システム」を使用した方式が一般的になるんじゃないかな?と思います。
Zoomを利用したオンライン葬儀もありだとは思うけど・・・IT機器の扱いに不慣れな方だと、わからない事がおおいんじゃないかな?
自分の母親や高齢の親戚を見ていると・・・アプリを立ち上げたら自動的に繋がるぐらいの簡単さじゃないと厳しい。。まあ、高齢者もスマホを使うのが当たり前になると、オンライン葬儀もやりやすくなるかなと思います。
まとめ
今回は、コロナ禍で一気に広がった「オンライン葬儀」について山猫の私見を記事にしました。
オンライン葬儀は、今が特殊な状況だから流行っているだけで、コロナの流行が終わったら下火になるかもしれません。
お葬式に呼びたい人が、全員会場に集まれるのだったら、それにこしたことはないよね。
でも、遠くに住んでいたり、病気があったりして、お葬式に参列できない人でも、オンライン葬儀だったら出る事が出来るかもしれない。って考えると、オンライン葬儀は、無駄だとは思えないのです。
お葬式に「出られる」or「出れない」の2択ではなく、
オンラインだったら「出られる」という新しい選択肢が増えるって事だね。
そうそう!
きっと必要としている人はいるから、
コロナ禍をきっかけにシステムを熟成させて、
誰でも安全に使いやすいように改善してほしいなと思うよ。
既に、葬儀社によっては、かなり優れたシステムを構築している所があります。そのうち、葬儀会場とオンラインが上手く混ざり合った葬儀が一般的になるのかもしれません。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
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