こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回ご紹介するのは、、まだまだイメージ先行で正確な知識が広がっていない、最新の「納骨堂」をご紹介する「変わりゆく供養とお墓のカタチ いまどきの納骨堂 ~井上 理津子著~」です。
納骨堂って最近よく聞くんだけど、実際どんな物なのかよく分からなかったの。。
ベルトコンベアで骨壺が動いてくるとか、断片的な知識しかない人多いんじゃないかな?
このブログを書いている、山猫・・・ちょっと納骨堂を避けていたのですが、ここまで一般的に広がってしまった以上、知らないで通すわけにはいかないだろうと、本書を手に取ったのです。
正直に言うとね。。久しぶりに度肝を抜かれた本だったよ。。
本の内容紹介
この本が出版されたのは2018年なので、取材はもう少し前かもしれない。その時点で・・・
首都圏には、建設中も含めると、30箇所もの納骨堂が建設されていて、完売すると12万人~15万人が使用するようになるとの事。東京都の都立霊園(8箇所)の使用者数は約28万人なので、納骨堂の利用者は、その半数に届こうとしている。。
前書きにこんな内容の事が書かれていたのだけど、まずこの一文で、納骨堂に対する見方が大きく変わりました。
納骨堂って、建物内のお墓なんだよね。。30箇所で12万人~15万人ってことは、一か所平均で5千人ってことなの?
自動搬送式の納骨堂。。ICカードをかざすと、遺骨が運ばれてくる立体駐車場のような構造の納骨堂なのですが、まさかこれほどの規模だとは・・・
もっともっと小規模な物だと考えていたのですが、大きな納骨堂だと1棟で1万人の遺骨を納める事が出来る所もあるのだとか。。ビルの中に、大量の骨壺があって、それがベルトコンベアで行ったり来たりする様を想像すると変な気持ちになります。
自動搬送式の納骨堂
話題にはなっているけれど、まだまだ少数派だと思っていたのだ。まさか、都立霊園の半分の規模まで拡大しているとは。。
この本の素晴らしい所は、すべて取材をもとにして書かれているという点。最新の納骨堂も、カタログ的な紹介ではなく、実際に現地を取材して書かれています。
前半は、納骨堂自体と納骨堂を利用している人々への取材が中心ですが、後半は、樹木葬や散骨など、別の葬送を紹介(こちらもキッチリと取材しています)して、現代の供養の形を偏りなく紹介するという形。
納骨堂って、有りなの?無しなの?と疑問に思っている方や、名前はよく聞くけど、いったいどんな物なのだろう?と思っている方に最適な本です!
書籍情報
【書籍名】変わりゆく供養とお墓のカタチ いまどきの納骨堂
【著者名】井上 理津子 著
【出版社】小学館
【出版日】(2018/10/30)
【頁 数】255頁
【ISBN】978-4-09-388649-9
【おすすめ度】★★★★★
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