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【書評】子供に迷惑をかけないお葬式の教科書 ~赤城啓昭著~

【書評】子供に迷惑をかけないお葬式の教科書 ~赤城啓昭著~ コラム・書評
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こんにちは!これからのお葬式と自然葬・永代供養に関する情報サイト管理人の山猫です。(@yamaneko_solar

今回ご紹介するのは、お葬式界のTopブロガー 「考える葬儀屋さんのブログ」管理人の赤城さんの著書

「子供に迷惑をかけないお葬式の教科書」です。

現役の葬儀屋さんとして活躍中に赤城さん。最前線にいる人でしか書けない、本物のお葬式の教科書だと感じました。

山猫
山猫

たくさん葬儀関係の本を読んできたけど・・・

この本より実践的で実用的な本は見たことがないよ!

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本の内容紹介

本を読んでみてわかったのですが、この本の作者さんは、私(山猫)と似た経験があるのです。

お互い、父親が何の準備もなしに亡くなってしまって、突然喪主を任されるという展開(私の場合は喪主の代理でしたが。。。)

なんの勉強もないまま、お葬式の準備や対応をしなくてはならなくてパニックに・・・私も経験があるのですが、知識も経験もない人間がいきなりお葬式の準備をしなくてはならないというのはかなり過酷なのです。

山猫
山猫

この本では、最初の章で、お葬式が難しい理由を3つ挙げているよ!それが・・・

・時間がない!

・情報がない!

・精神的なストレス!

まさに、そのとおり!ここだけ読んだ段階でこの本は当たり!って確信したね。

この本の最も独創的で、目から鱗が落ちる情報が載っていたのが、

 

「第四章 良い葬儀屋さんの選び方」

今まで読んできた本の中でも、「良い葬儀屋を選ぶ方法」みたいな内容はたくさん書かれていたのですが・・・正直、こんな方法で良い葬儀屋さんが見つかるかなあと思う事が多かったのです。

山猫
山猫

例えば、見積もりが細かく記載されているかとか。。

内容は分かりやすいかとか。。

確かに、見積書の書きかたが悪かったら、その葬儀社は切ってOKなのだけど、葬儀社もバカではないので、すぐに対応しちゃうだろうな。と思っていたのです。

 

(実際、何社か葬儀社の見積もりを取ってみたけど、項目の良し悪しは素人では判断できませんでした。)

でも、この本の「良い葬儀社の見分け方」は本当にすごい。

具体的に書くと、ネタバレになってしまうので、書くことは出来ないのだけど、今まで私が考えたこともない方法で、「良い葬儀社かどうかを判断する」という内容。

もう一つ、実践的で役に立ったのが、葬儀社への相見積もりの方法。ただ見積もりを取るだけではなく、見積もり後にどのような所に注意して葬儀社と打ち合わせをしていくか。。

もう、この「第4章」だけでも、この本を読む価値があります!

山猫
山猫

久しぶりに葬儀関係の本を読んで興奮したよ!

ただ・・・一点気になったのが、本のタイトル。確かに、終活の事が書いてあったりして、「子供に迷惑をかけない・・・」に該当する内容もあるのですが・・

 

この本が一番役に立つのは、近い将来「喪主」になる人なんじゃないかあ。

本のタイトルって難しいよね!子どもと親、両方の教科書!って考えて、「親子で学ぶ・・・」とかやっちゃうと、良くある感じになっちゃうね。。

書籍情報

【書籍名】子供に迷惑をかけないお葬式の教科書

【著者名】赤城 啓昭

【出版社】扶桑社

【出版日】(2017/7/1)

【頁 数】206頁

【ISBN】978-4-594-07741-9

【おすすめ度】★★★★★

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